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こたろう博物学研究所
探訪記録:20020519

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大三島へ【平成14年(2002)5月19日】



今回はメモ雑記のみ。

大山祇神社

 
日本総鎮守 大山祇(おおやまづみ)神社由緒

 大山祇神社は、瀬戸内海のなかでも特に景勝の地である芸予海峡の中央に位置して、大小の島々に囲まれた国立公園 大三島に、日本最古の原始林社叢の楠群に覆われた境内に鎮座している。御祭神は大山積大神一座で天照大神の兄神に当らせられる。
 天孫瓊々杵尊降臨の際、大山積大神、またの名吾田主国主事勝国勝長狭命(大山積神の擬神体)は女木花開耶姫尊を瓊々杵尊の后妃とし、国を奉られたわが国建国の大神であらせられるが、同時に和多志大神と称せられ地神・海神兼備の霊神であるので日本民族の総氏神として古来日本総鎮守と御社号を申し上げた。
 大三島の御鎮座されたのは、神武天皇御東征のみぎり、祭神の子孫 小千命が先駆者として伊予二名島(四国)に渡り瀬戸内海の治安を司どっていたとき芸予海峡の要衝である御島(大三島)に鎮祭したことに始まる。
 本社は社号を日本総鎮守・三島大明神・大三島宮と称せられ歴代朝廷の尊崇、国民一般の崇敬篤く奈良時代までに全国津々浦々に御分社が奉斎せられた。延喜式には名神大社に列し、伊予国一の宮に定められ、官制に依り国幣大社に列せられた四国唯一の大社である。現在官制は廃せられたが、地神・海神兼備の大霊神として千古に変わらぬ崇敬を寄せられ、全国に奉斎される大山祇神社・三島神社の総本社として、又数万点に及ぶ宝物類を蔵する国宝の島として四季を通して多数の参拝がある。

大山祇神社宝物館〜主な展示品〜
大山祇に奉納された多数の美術工芸品を展示、なかでも刀剣・甲冑を主体とする武具類は日本一として知られる。
国宝 禽獣葡萄鏡 斉明天皇御奉納
国宝 沢潟威鎧兜大袖付 越智押領使好方奉納
国宝 赤絲威鎧大袖付 源義経奉納
国宝 紺絲威鎧兜大袖付 河野通信奉納
国宝 紫綾威鎧大袖付 源頼朝奉納
国宝 牡丹唐草文兵庫鎖 護良親王奉納
国宝 大太刀椿付豊後友行 大森彦七奉納
国宝 大太刀銘千手院長吉 後村上天王御奉納
他に重要文化財指定の鎧・兜・刀剣・美術工芸品及び文書類等多数展示
大三島海事博物館(葉山丸記念館)
昭和天皇が三十余年にわたり海洋生物研究の御採集船としてご使用になられた葉山丸を永世保存している。
所在地 愛媛県越智郡大三島町宮浦
電話 0897-82-0032
本殿
拝殿
上津社
下津社
姫子邑神社
神符所
神饌所
南門
北門
神門
南廻廊
北廻廊
院内荒神社
地神社
稲荷神社
石神社
酒殿
八重垣神社
御鉾神社
葛城神社/祓殿神社/伊予国総社
十七神社
天然記念物 大楠
手水舎
社務所
斎館
宇迦神社
神池
神輿庫
便所
馬神社
神馬舎
祖霊社
八坂神社
五穀神社
社号石
御桟敷殿
斎田
絵馬殿
宝物館/海事博物館 受付
紫陽殿
国宝館
海事博物館
休憩所
便所
宝篋印塔


能因法師の雨請幣帛掛の樟(あまごいへいはくがけのくす)


老楠(乎千命御手植の楠)


伊藤博文公記念楠樹
 
伊藤博文公は戦国初代首相
明治42年3月22日当社へ参拝
社号標の揮毫並に楠樹の記念植樹をされた。


県文 十七神社
 
室町時代
長棟造りで平安様式が残されており、当大山祇神社は伊予国一の宮でありますのでここに国中の神々を祀った建物です。特に内陣には木彫の御神像(いずれも重要文化財指定)が安置されております。

 
日本総鎮守
大三島宮 大山祇神社由緒
御祭神 大山積大神
御祭神大山積大神は天照大神の兄神で山の神々の親神に当り(古事記、日本書紀)天孫瓊々杵尊の皇妃となられた木花開耶姫命の父神にあたる日本民族の祖神として、和多志大神(伊豫国風土記)と申し上げる海上安全の守護神である。
地神・海神兼備の大霊神として日本の国土全体を守護し給う神であるところから古代より日本総鎮守と尊称され朝廷を初め国民の崇敬は各時代を通して篤く中世は四社詣、五社詣の中心となり、平安時代既に市が立ち現在に続いている。
御分社は、全国に10,000余社祀られ、延喜式名神大社に列せられ伊予国一の宮に定められた。
明治以降は国幣大社に列せられ四国で唯一の大社として尊崇されている。


天然記念物(国指定) 大山祇神社楠木群
 
境内の楠木は昭和26年6月9日一括国の天然記念物に指定された。
指定樹38本の他大小約200本の楠木が群生する。
この楠も国指定天然記念物対象樹で直径2.6m、高さ24mある。
   大山祇神社社務所


河野通有兜掛の楠


重要文化財 宝篋印塔
 
鎌倉時代
時宗の開祖一遍上人は河野通広の子として松山宝厳寺で生れ、三島水軍河野通信の孫に当り、一遍上人絵伝に知られる通り大三島宮の参拝の折奉納したものです。


「平山郁夫画伯 しまなみ海道五十三次スケッチポイント」の石標×2基



宮浦港



浮き桟橋


道標
 
この道標は朝倉上村の武田徳右衛門が発願建立によるもので、今治別宮までの里程を示したものである。当町の東円坊は四国八十八ヶ所の55番本札所であったが、元亀、天正時代(1573〜1591)に現今治南光坊がその前札所になったようである。
大三島商工会観光部会


薬屋五兵衛彰徳碑
 
松山の薬屋五兵衛は、安永元年(1772)に大山祇神社に参拝し、当時狭隘であった参道に「市」をひらくことを考えました。そして松山藩主久松定静公の許しを得て現在の「新地」をつくりました。
くだって明治39年は開町130年に当ることから、当時の新地住人有志が発起人となり、新地町開発の恩人としてその功績を永く讃えるため建立されたものです。
大三島商工会観光部会


一の鳥居


阿奈波神社




鷲ヶ頭山



林道 鷲ヶ頭線 起点標識
幅員4.0m、延長4.5km


大三島自然研究路
 
この自然研究路は、大三島の自然と親しいお友達になっていただくために設けられたものです。
延長は約2.5kmで、登りに1時間30分かかります。
コースは番号の入った解説板がありますから、それに沿って進んで下さい。
沿線の植物・岩石は採らないようにしましょう。
瀬戸内海国立公園 鷲ヶ頭山園地 平成6年3月 環境庁・愛媛県


鷲ヶ頭山
・山頂付近に南海放送、NHK・EBCの中継所有り。
・見晴らしはなかなかのもの。台ダム湖なども見える。


弁慶池




大三島一周


【旅程】
松山−[国道317号線]−今治
今治IC−(2,050円)−大島南IC−[国道317号線]−大島北IC−(950円)−大三島IC
大三島IC−[国道317号線]−上浦−[県道21号線]−しまなみの駅 御島−大山祇神社
大山祇神社−宮浦港−阿奈波神社
阿奈波神社−[県道21号線]−[林道鷲ヶ頭線]−鷲ヶ頭山−[林道鷲ヶ頭線]−[県道51号線]−大三島IC
大三島IC−(950円)−大島北IC−[国道317号線]−大島南IC−(1,900円)−来島海峡SA−今治北IC
今治北IC−[県道15号線]−大西−[国道196号線]−松山

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