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こたろう博物学研究所 市町村別情報庫 愛南町 (旧・一本松町) |
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町の花 | 町の木 | 町の花木 | 町の鳥 |
ヤマザクラ | 松 |
正木村・増田村・小山村・中之川村・満倉村
大字 | 字 |
正木→愛南町正木 | |
増田→愛南町増田 | |
小山→愛南町小山 | |
中川→愛南町中川 | |
広見→愛南町広見 | |
満倉→愛南町満倉
満倉の一部→愛南町上大道 |
|
増田・広見・中川の一部→愛南町一本松 |
主屋
・木造二階建。 |
長屋門 |
土蔵 |
井村家住宅【一本松町小山】
・国登録有形文化財(平成14年答申)
・昭和13年(1935)の建築物。
主屋
・木造一部二階建。 |
増田花とり踊り【一本松町増田 安養寺】
・県指定無形民俗文化財[昭和42年指定](記録されるべき民俗文化財[文化庁])
・旧暦7月11日に行われる。
※2004年度 8/27に実施
・約400年の歴史を持つ。
・高山尊神(高山さま)の祭礼日に安養寺の境内で行われる。
・安養寺に祀られた高山尊神への奉納、イノシシ退治で犠牲になったちよぼし・弥三郎兄弟の供養、地区の安全祈願を目的にしているとされる。
・採物踊りの一種。手に刀や鎌を持って踊る。
・太鼓一、鉦三の演奏で、8人の踊り手が太刀、鎌、青竹などを打ち合わせて踊る。
・注連縄で囲まれた境内の踊り場に、藍染めの浴衣に襷(たすき)掛けで、黄色い鉢巻を締めた8人の踊り手が、太鼓や鉦の音にあわせて「エイ、ヤー」と掛け声をあげながら、太刀や鎌を振り回し手踊る。
→See.「太刀・カマ振るい勇壮はなとり踊り」、愛媛新聞、平成16年8月27日
→See.「400年の歴史 太刀の舞 愛南・増田地区 勇壮『はなとり踊り』」、愛媛新聞、平成17年8月16日
正木花とり踊り【一本松町正木 歓喜光寺】
・県指定無形民俗文化財(平成12年4月18日指定)
・旧暦10月18日の篠川権現の祭礼日に、正木権現堂前・旧庄屋蕨岡家・歓喜光寺3箇所で行われる。
※2004年度 11/29に実施
・採物(とりもの)踊りの一種で、10m四方に張った注連縄の中で12人の踊り手が太刀踊りを披露する。
・「ヘットン踊り」「ヘット踊り」とも呼ばれる。
・採り物踊りの一種。手に刀や鎌を持って踊る。
・昔、花賀という凶賊を討ち、その祟りを恐れ、供養のために始めたので「ハナガ踊り」といい、後に転じて「花取り踊り」になったという。
・昔、正木に花賀という悪人がいて、村人を困らせていた。困った村人は踊りにことよせて、花賀をおびき出し、殺してしまった。それ以来、この村に火事や悪病が続々と起こるようになった。どうしたことかと祈祷師に拝んでもらったところ、殺した花賀の祟りだとわかり、篠山に十一面観音を祀り、篠山権現の祭りの日に花取り踊りを行い、花賀の霊を慰めたという。
★三間町の花取り踊りは「歯長城主」の供養、ここ歓喜光寺の花取り踊りは「花賀」であり、同じ「ハナガ供養」の伝説に基づくあたり、ルーツは一緒かもしれんね。
・山伏の芸能が変化した念仏踊り。
・踊りの日が近付くと、身を清めるために精進料理を食べる。当日朝には水垢離をする。
・銅の鎧に陣羽織、赤い鉢巻の装束を身に纏い、踊り手12人が輪になって「エイ、ヤー」と掛け声をあげながら刀や鎌を振り回して踊る。
→See.「古式ゆかしく優美な舞〜愛南町・正木地区『花とり踊り』」、愛媛新聞、平成16年11月30日
常宝寺十一面観音立像【一本松町中川 常宝寺】
・町指定文化財[彫刻]
日光・月光菩薩ならびに十二神将像【一本松町広見 法眼寺】
・町指定文化財[彫刻]
予州篠山観世音寺鰐口【一本松町正木 歓喜光寺】
・町指定文化財[高原]
有栖川宮熾仁親王染筆【一本松町増田 郷土資料館】
・町指定文化財[書籍]
松尾峠の境界石標【一本松町小山 松尾峠】
・町指定文化財[史跡]
・宇和島藩の石標(貞享4年)と、土佐藩の石標(貞享5年)の2基。
小山(こやま)御番所(ごばんしょう)井戸【一本松町小山
本村 吉村家】
・町指定文化財[史跡]
・宇和島藩の藩境御番所跡にある井戸。
正木花とり踊り【一本松町正木 歓喜光寺】
・町指定無形民俗文化財
・旧暦10月18日に行われる。
赤松家の南天【一本松町小山 赤松家】
・町指定文化財[天然記念物]
戸たてずの楠【一本松町正木 蕨岡家】
・町指定文化財[天然記念物]
篠山山頂自然林【一本松町 篠山神社】
・町指定文化財[天然記念物]
ムソノ城【一本松町】
・土佐勢の動きを見張るための番城として築かれた。
・篠山小学校の近くの小高い山の上にある。
・土塁・井戸跡が残っている。
武唐ノ城【一本松町正木】→ムソノ城?
※「史伝の人とその周辺〜伊豫の巻」では、峠城の別名と記している。
峠ノ城【一本松町正木】
・「正木村に在り。御庄殿の番城なり。」(伊豫温故録)
・「峠城(一本松町正木)。予土国境の番城で、勧修寺氏の最前衛をなしたが、天正11年落城。武唐城とも呼ばれた。」(「史伝の人とその周辺〜伊豫の巻」、高橋紅六、くれない書房、昭和42年12月20日(3版))
広見遺跡【一本松町】
・縄文時代の遺跡。
増田花取踊り
・旧暦7月11日の祭礼の日に行われる奉納行事。約400年前から続いているという古式ゆかしいものである。 ・県指定無形民俗文化財 |
ちよぼし弥三郎兄弟 |
高山さまとは?(諸説)
@安養寺開基の高山道清 A天台座主覚しゅ親王 B戦国武将松尾津之輔 |
歓喜光寺【一本松町正木】→愛南町正木1468
1998/10/9
花取踊り |
戸たてずのクスの木 |
戸たてずの庄屋 |
常宝寺【一本松町中川】→愛南町中川1716
十一面観音立像 |
善林寺【一本松町満倉】→愛南町満倉
法眼寺【一本松町広見】→愛南町広見2466
大宮神社【一本松町満倉】
黄幡神社【一本松町正木】
熊野神社【一本松町中川】
篠山神社【一本松町】
1998/10/9
篠山神社一の鳥居【一本松町広見駄馬(札掛)】
・ |
篠山神社二の鳥居【一本松町正木御在所】 |
篠川権現【一本松町】
天神社【一本松町満倉】
日枝神社【一本松町広見】
正木権現堂【一本松町】
若宮神社【一本松町増田】
1998/10/9
不入森(いらずのもり)
・篠山の西。標高 1043m。 |
藤ヶ駄馬 |
篠山荘
・標高 790mのところにある。 |
篠山信仰 |
矢筈の池 |
神仏習合時代の僧の墓 |
経塚 |
お籠り堂 |
天狗堂跡 |
権現堂
・現存せず。 |
拝殿
・現存せず。 |
観世音寺
・現存せず。 |
一の王子堂
・現存せず。 |
水場(地蔵二体) |
蓮華(れげ)の座(蓮花座)
・周囲2kmの原始林。 |
篠山(西側斜面)のハリモミ純林
・県三大天然林 →石鎚山のシコクシラベ、大野ヶ原のブナ純林 |
シシの踊り場
・ここでいう「シシ」は獅子ではなく、鹿を指すのだという。 |
三森【一本松町/城辺町】
・標高866.7m
羽子山【一本松町/城辺町】
・標高730m
浅尻山【一本松町/城辺町】
・標高644m
大平山【一本松町】
・標高393.1m
瀬戸黒森【一本松町/津島町】
・標高976.4m
板の川【一本松町】
藤ヶ駄馬渓谷【一本松町】
白滝
1998/10/9
・落差50m
・「県立自然公園篠山にあり、高さ45m、幅20m、水量は少なく傾斜の岩壁を流れ落ちている。自然林の中には野猿が生息し、渓谷美はすばらしい」(愛媛の観光)
松ヶ滝
・落差127m
・「県立自然公園篠山にあり、高さ40m、幅15m、水量が多く静寂の密林に、飛瀑の轟々たる音がとどろき壮絶である。藤ヶ駄馬渓谷より右に渓谷沿いに舗道約2kmで滝に出る。更に歩道を登ると篠山荘に出られる」(愛媛の観光)
・ |
蕨岡家の大楠(戸たてずの楠)【一本松町正木】
1998/10/9
・樹齢1,000年と言われ、その枝の一本一本に天狗が住んでいるという。
→See.「町並み村並み-64- 蕨岡家住宅と大クス(一本松町)」、愛媛新聞、平成15年2月4日
赤松家の南天【一本松町小山 坂石 赤松家】
旧国境碑(宿毛街道)
・愛媛県側には『従是西伊豫國宇和島藩支配地』(貞享4年(1687)建立)、高知県川には『従是東土佐國』(貞享5年(1688)建立)の標石が建っている。 |
藤原純友の城跡
・旧国境碑が建っているところから約100m西にある。 ・藤原純友は、承平6年(936)の乱に敗れて九州に逃げ延び、妻はこの城で狂死したという。 ・城跡には展望台があり、宿毛湾や遥か沖の沖の島や鵜来島(うぐるじま)を眺めることができる。 |
大師堂跡
・高知県側にある。 |
松尾坂 |
平松の大樹 |
夏祭り(輪抜け祭り)【一本松町 一本松大社】
・7月21日に行われる。
・明治37年に始まったといわれ、参詣者は「ちがや」の束で作られた大きな輪をくぐって神殿に入り、神官から家内安全、五穀豊穣などのお祓いを受ける。
あけぼのサマーフェスティバル【一本松町 あけぼのグラウンド】
・8月16日に行われる。
・平成元年から始まった。
南予かぼちゃ祭り【一本松町中川】
「県境篠山騒動」どろんこサッカー大会【一本松町正木/徳田】
・9月最終日曜日に正木・篠山クラブ主催で篠山小学校横の泥田にて行われる。
・平成3年度より始まったイベントで、町内外から30数チームの参加がある。
正木花とり踊り【一本松町 歓喜光寺】
・旧暦10月18日に行われる。
篠山祭(旧暦10月18日)
かかし祭り【一本松町中川】
秋祭り【一本松町】
・11月3日に行われる。
・各地で牛鬼や獅子舞、唐獅子が演じられる。
一本松温泉「あけぼの荘」
・入浴料金:大人210円、小人130円 ・宿泊料金:大人3000〜5000円、小人2500〜4000円 ・川湯冷泉を引湯した温泉センター。プール、テニスコート、宿泊施設、宴会場も兼ね揃えている。 ・アルカリ性冷鉱泉。神経痛、筋肉痛に効能がある。 |
郷土資料館 |
物産販売所「フレッシュ一本松」【一本松町増田5470】
1998/10/9 |
一本松町歴史民俗資料館
郷土資料館
戸たてずの庄屋【一本松町正木 歓喜光寺】
「一本松町正木の旧庄屋蕨岡家は、古くから篠山権現の加護によって長く富み栄えた家とされ、『戸たてずの庄屋』の名はあまりにも有名である。
蕨岡家は、大権現の神意によって、暴風雨以外は夜も戸を閉めなかったが、いまだかつて盗難火災にかかったことがなく、人呼んで『戸たてずの庄屋』といった。無理にこの家に押し入ろうとする者があると、敷居をまたぐときからだが硬直して気を失ったという。戸たてずの庄屋の名は、いよいよ近郷近在にひびきわたり、篠山権現に参拝する者は、必ず同家に立ち寄り、戸口の敷居をけずりとって持ち帰り、盗難除けの護符とするのが例となった。そのため蕨岡家では年に三本も敷居を取りかえねばならず、ごていねいにも敷居の側にけずり取り用の斧まで備えていたという。その斧は、今でも蕨岡家の家にそのまま吊してある」(愛媛の観光)
矢筈の池【一本松町正木 篠山】
1998/10/9
・「夜毎に龍馬が出る」というが、その割には余りにも小さすぎる。
・昔この池は海水の満干に合わせて満ち引きしていたが、ある時船頭がやってきて、この池でオムツを洗って以来満干を示さなくなったという伝説がある。(なぜ山頂で船頭がオムツを洗わねばならなかったのか?不条理すぎる....)
・池の周りに生える笹の葉を夜毎に龍馬が訪れて食らうという。この笹の葉を煎じて飲めば腹痛に効く。特に牛馬には効くという。(See.四国アルプス、北川淳一郎)
・「…矢筈池と云うあり、この脇に怪異の石ありて廻りに笹生じおい茂れり、是を服するに多く病を除く、別して馬の煩いに良薬と云い伝う…」(予陽郡郷俚諺集)
・「お篠山では矢筈が境 伊予と土佐とは川境 伊予と土佐との境におれば 土佐ははるばる伊予恋し」(一本松町に残る臼挽き歌)
蛇淵【一本松町増田】
札掛【一本松町 広見駄馬】
藤ヶ駄場【一本松町】
御番所井戸【一本松町】